宮澤有紀の日常、医学部と陸上の両立
浪人期間中に低血圧も改善した宮澤さんですが、陸上は引退しようと考えていたようです。しかし、もともと走ることが好きで始めた陸上。入学後は陸上競技部に入り、陸上競技を再開させます。
顧問を務める福島准教授のもと、部の仲間たちとトレーニングを重ね、2年生の時にはインカレで7位に。
しかし、3年生の時に骨折をしてしまい、1年間は陸上ができない状態になります。
4年生となり、宮澤さんは骨折からパワーアップして復帰。インカレでの準優勝を皮切りに、日本学生個人選手権では優勝、日本選手権で準優勝、日中韓3か国交流陸上競技会では、3位となるものの11秒56をマークし自己ベストを更新します。
2015年には、日本学生陸上個人選手権で優勝、日本選手権で準優勝をしています。
出典:富山大学
トレーニングは、週3回で各2時間。講義や実習で練習時間が確保できない場合は、お昼休みを利用して1時間の練習をこなします。
日本でトップクラスの実力を持ちながら、陸上部の顧問はいるものの、コーチはついておらず、トレーニングメニューは宮澤さんが自ら考えています。
練習後は、おにぎり1個やパン1などで済ませます。アスリートが激しいトレーニングをした後としては栄養分が不足していると思いますが、宮澤さんは、医大生として午後の講義などで眠くならないようにとの考えから、少食にしています。
早朝から晩までぎっしりと詰まった富山大学附属病院の実習や講義と、並行して陸上競技を行うわけですから、宮澤さんの日常は想像以上にハードでしょうね。
これだけ激しい生活を送る宮澤有紀さんですが、「陸上も医学も、自分が好きで、自分が選んだ道なので、きついと思ったことはない」また、「時間がないと自覚するだけでは何も生まれないので、ある時間で何をしようか考えるほうが自分のためになる」と言います。
バイタリティあふれる宮澤さんを見ていると、とてもパワーがもらえます。
番組概要
タイトル 未来モンスター
放送日時 2016年5月29日(日) 11時15分~11時45分
放送局 フジテレビ
おわりに(まとめ)
医師になるということと、オリンピック出場というどちらも険しい道のりですが、「常識を超えたところに感動は待っている」という思いを胸に、日々前進している宮澤有紀さん。
100mの目標記録として、オリンピック標準記録の11秒33、医学では総合医療へと進んでいきたいと考えているようです。
リオオリンピックの切符と、国家試験合格をぜひとも手にしてもらいたいです。応援しています!
未来モンスターでは、宮澤さんに密着。現在の状況を見ることができると思いますので楽しみにしましょう。
宮澤有紀さんの情報はTwitterでチェックできます!
それでは今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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