成績や獲得賞金、年収は?

短期免許で騎乗していた時も素晴らしい活躍でしたが、2015年にJRAに所属してからの成績はGⅠ、GⅡなどの重賞レースを含め、118勝を挙げています。
2015年、重賞での勝利はご覧の通りです。

【GⅠ】

  • 皐月賞
  • 日本ダービー
  • チャンピオンズカップ
  • 朝日杯フューチュリティステークス

【GⅡ】

  • フィリーズレビュー
  • 阪神カップ

【GⅢ】

  • 阪急杯
  • 中京記念
  • アイビスサマーダッシュ
  • チャレンジカップ

中でも朝日杯フューチャリーステークスは、武豊さんのJRA平地GⅠレース完全制覇という前人未到の大記録がかかったレース。武さん騎乗のエアスピネルが1番人気、デムーロさん騎乗のリオンディーズが2番人気となりました。

レースは、最後の直線で力強い脚を使い、あっさりと場群から抜け出し先頭に立った武さんに対し、大外から一気に坂を駆けあがり、ゴール前でデムーロさんが交わして勝利。

レース後のインタビューでは、「豊くん、ごめんなさいねって言った。」とユーモアを交えてコメントしていました。

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出典:MBS

取材中に誕生日を迎えたデムーロさん。武さんらがお祝いしていました。武さんも京都に住んでいますし、レースではライバルとなりますが、レース外では良き友人です。武さんが「何歳?」と聞くと、デムーロさんが「28歳!」と陽気な受け答え。楽しい人ですね。

2015年の獲得賞金は、28億円にもなり、最多賞金獲得騎手にも輝いています。
ゼロで表すと、2,800,000,000円となります。凄い数字ですね。

この賞金は馬主が80%、調教師10%、厩務員5%、騎手5%の割合で配分されることになります。
28億をこの割合で算出すると、デムーロさんへの配分額は1億4千万円になります。

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出典:MBS

この他に、騎乗手当や騎乗奨励手当と呼ばれる手当が、レースで騎乗するともらえるということです。レースのグレードによりますが、1回4万円~6万円とのことです。

また、レース前の調教で騎乗した際にも手当がつくそうです。そのほか、厩舎に所属している騎手であれば、固定給が支払われるということです。

デムーロさんは厩舎に所属せず、フリーで騎乗しています。実力があればフリーの方が騎乗機会が増えると思われます。

実力があるデムーロさんのような騎手は、1日の内に複数の騎乗機会がありますので、そのことを考慮すると、2015年のデムーロさんの収入は、1億5千万円を超えるのではないでしょうか。

中央競馬会所属の騎手の平均年収は1千万円を超えるようですが、賞金が低い地方競馬では、トップ騎手でもその半分程度にとどまるようです。

また、武豊さんなどの実力、人気ともにある騎手は、著書の出版やCMなどのメディア出演での印税なども加わることになります。

結果がすべての厳しい世界ですが、凄い額ですね。

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感情表現が豊か!日本への愛情

勝利の喜びを表現したいと、両手を手綱から離し、飛行機ポーズを行うことは有名です。これは規約違反で、2007年の中日新聞杯では、ゴールする前に飛行機ポーズをして過怠金という罰則金を7万円支払っています。

2008年の日本ダービーではゴール後のウイニングランで飛行機ポーズを披露し喜びを爆発させました。2014年の高松宮記念杯(GⅠ)で優勝した時もゴール手前で披露し過怠金10万円となっています。

デムーロさんは、応援してくれた人々へのメッセージとして行っているとも言っています。

2011年3月26日、東日本大震災直後にドバイで開催されたドバイワールドカップにヴィクトワールピサで臨み、見事に優勝を果たします。これは日本馬初の快挙であり、デムーロさんは初騎乗初勝利となりました。2着もトランセンドが入り日本馬のワンツーとなりました。

勝利したデムーロさんは、腕に喪章をつけてレースに臨んでおり、ウイニングランでは日本国旗をたなびかせました。「ドバイワールドカップを勝てるなんて信じられません。日本のために朝から祈っていました。日本を愛しています。ありがとう。」と泣きながら勝利者インタビューにコメント。その姿に多くの人々が勇気をもらい感動をあたえました。

2012年秋の天皇賞、見事に優勝したデムーロさんは、ゴール後に、ご臨席された天皇皇后両陛下に向かい、下馬し膝を付き最敬礼をしたのです。

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出典:MBS

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出典:MBS

これに対し天皇皇后両陛下は手を振り応え、観客の大きな喝采を浴びました。
これは心を打たれます。感動的なシーンですね。

レース結果が確定していない計量前の段階での下馬は、馬が故障して歩けないなどの時を除き、公平性を保つうえで規約違反とされていることですが、JRAはこの空気を読んでこの行為を不問としました。ナイスですね。

デムーロさんは、勝った時にガッツポーズをして声をあげたり、時には飛行機ポーズをしたり、賛否両論があるとは思いますが、良い悪いは別として、僕は人間らしくて好きです。熱い人なんだと思います。

レベルアップのためのトレーニングやルーティーン、最愛の家族については次のページで