岩田雅裕がカンボジアで医療支援を始めたきっかけは?

平成12年に知人との旅行で、カンボジアのNGOが運営する小児病院を訪れたときに院長から声をかけられ、再訪したところ、執刀を頼まれたことがきっかけだったということです。
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ベッド数や、医療器具などの不足、手術室は衛生を保てていないような状態であり、ここが病院なのかと思うほど劣悪な環境であったことや、貧困層が多く、病気になってもなかなか病院にかかれずに病気が進行している人が多くいる医療過疎を目のあたりにして、自らを力を必要とされていることを感じ、休暇を利用しては診療に訪れるようになったということです。
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その後、大きな決断をします。

カンボジアをはじめとする東南アジアの医療支援活動に、より大きな時間を当てるため、2013年に勤務先を退職しました。

岩田さんのカンボジアでの活動の話が地域で広がり、周辺国からも診療依頼が来るようになったこと、また、現地から要請があっても、日本で勤務医であったことから、カンボジアでの活動時間は限られていました。

 

岩田雅裕の支援活動は年間どれくらい行ってるの?

毎月、東南アジアへ赴き、医療支援活動を行っており、年間、約100日です。
1回の滞在は1週間から10日間ほどで、カンボジアだけでなく、ラオスやスリランカからも診療や手術の依頼があり、医療支援を行っています。

やはり、1人で活動するには時間が不足します。多くの人が岩田さんの診療や手術を受けに来院し、遠くからわざわざ来る人も少なくないようです。

しかし、どうしてもすべての人を診ることができないのが、いつも心苦しいと言います。

自らカンボジアでの活動費を稼ぐ時間が必要であり、岩田さんが果たしたい、1人でも多くの人を救いたいということが制約されるのは、心苦しいと思います。

また、診療や手術に際しては、現地の医師に惜しみなくその技術を伝えて、育成しています。

医療が整備されていない国では患者も多く、専門医がいない国ほど専門医が必要であると言います。育成の先には、現地のスタッフだけで治療が完結することを目的としているということです。
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岩田雅裕を支える妻の大きな存在

岩田さんが病院を退職して、医療支援活動に軸を置く生活をしたいと言った時も、宏美さんは反対しなかったそうです。

退職した当初は収入が大きく減り、勤務医時代の5分の1にまで減少した時もあったそうですから、なかなかできることではありませんね。

退職金や貯金を切り崩し、宏美さんの貯金をも使って活動を続けたと言います。「いつも通帳を見ています。笑」と笑い飛ばす宏美さん。

何とかなるよという奥さんの前向きな姿勢が岩田さんを支えになり乗り切ってきたということです。素敵な奥さんです。

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すべての活動を自費で賄う岩田さんは、日ごろ、経費をかけずに単独で行動をしているため、宏美さんはスケジュールを合わせて岩田さんの医療支援活動に同行し、サポートすることもあるようです。

宏美さんは、歯科衛生士として、岩田さんが日本で仕事をする主な歯科医院でもあるサンズデンタルクリニックに勤務しています。

また、この歯科医院はアンチエイジングセンターを併設しており、同センターのセンター長も務めています。

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